忍耐道

苦しい
恋慕していた人にはいつも辛く当たっていた
それを10年経ったいまでもときどき胸を苦しめる
俺が悪いのはわかってる
でも、無意識のうちに俺は自分をダメな人間だと思っていた
ひきこもりをし、頭も悪いほうだったからだ。
卒業論文も道ばたのゴミ箱に捨て気にくわないことには大声で怒鳴る
小学校の帰りには頭のなかでドラゴンボールごっこをしたりしていまではちょっときちがいだったとおもう

俺は生まれつき悪人なのだ
教師には嫌われ自分勝手でわがままで
大学1年のときにはセミ中「調子にのるな」と大声で同級生にどなられ前期で退学した
俺より頭の悪い人はいるが、極端な話傲慢なんだろう

いままでの後悔は次から次へと積み重なる
このままいけば俺は死ぬ
過去にああすればよかったが、一種の命綱になっているのだ
それは希望だがこれから先直るものでもないし歴史は変わらない