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9/3 外出時の苦痛について考える

ひきこもりになると外界に対する交渉力が衰弱する。
それが自信減退へとつながり、いずれ恐れになり別世界のようになってくる。

どんな理由でこのようになったかに関係なく衰弱という言葉の意味するものは共通だろう。
また生物である以上、付随的な問題も当然ついてくる。
髪など外見への過剰意識、他人への過剰意識
意識から逃避し、必要性も失ったことによる不潔化

社会から枠を出てしまうと、生活循環も失われる。
不潔化もそうだが、ひきこもりが長期化すると社会での適応に苦痛を感じるようになる。
これが解決するのは私の経験上3ヵ月以上外中心の生活をすることだ。
一日3時間とかそういうことではない。一日8時間は太陽の光を浴びること。
図書館など室内での活動は社会との接触はあっても順応は難しい。
しめきった窓がある室内で体内循環は正常に働かないからだ。

他人と接触することで順応できると思っている人がいる。
だがこれは間違いではないが根本的にはそうではないことが経験によってわかった。
はっきりいって自分に正常な体内循環がなければ他人と接触しても正常な会話はできないし、
相手はおどおどした印象を受けるだけだろう。
これがなぜ起こるかは前述したとおり心が衰弱したことによる。
心の弱さは顔に出る。人は頼りないだけでは付き合いに支障はそれほどでない。
しかし、他人に迷惑をかけたら別だ。これが起こりやすくなるということが問題である。

話を変える。
家中心の生活から外中心の生活に戻ったする。
ここまできたら戻っては台無しだ。
ひきこもりになるような人はまた元の位置に戻りやすいと私の立場からするとそう思われる。
なぜそうなのかは、なぜひきこもることになったのかを考えず、脱出することだけを解決しようとした結果だ。
かなり有名な格言に「敵に勝つには己を知ること」がある。
つまり、「自分を理解せずして物事は解決しない」ということだ。
いろいろあるだろう。
いじめ、プライドの高さ、性格の悪さ、ストレス、コンプレックス・・・。
一見直りそうにないこともたくさんある。
ここで大事なのは問題から逃げないことだ。
逃げるからまた再発する。
シンプソンズに出てくるフランダースはシーズン後半で最愛の妻をなくしてしまう。
部屋には彼女の写真がたくさんおかれている。
その隣人ホーマーシンプソンはなんとかしてやろうと、彼の家から妻の遺品をすべて捨ててしまう。

ここでいえることは盆栽でも似たようなことがいえる。
美しくみせるためには不必要な部分を切断しなくてはいけない。
そのままにしておけば伸びるだけ伸びていく。
その不必要な部分を切ればそれだけ他の部分が成長していくことができるのだ。

とても重要なことだと思う。
ひとつの人生としてできてしまったものを切り捨てるのは難しい。
しかし、それを捨てなければ本体もろとも消えてしまうことだろう。
精神的疾患が原因の自殺もそのひとつだろう。
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